大腸内視鏡検査前処置・ニフレックとスクリットの比較 |
高齢者を中心とした大腸洗浄度の比較
医療法人野毛会 もとぶ野毛病院 | 玉城葉子(内技)・山城珠美・天久美鈴 医師:久志一郎・平良薫・山田護 |
医療法人泰山会 まつしまクリニック | 医師:松嶋顕介 |
大腸内視鏡検査においては、その前処置である腸管の洗浄度の善し悪しが検査時間・診断・治療を行ううえで 、重要な因子となる。 当院は、大腸癌検診の2次検査の対象者は高齢者が多く、又 経口腸管洗浄液を用いた前処置が主であり 今回、私たちはニフレックとスクリットを使用し、その飲みやすさと腸管洗浄度に重点を置いてアンケート調査を行い比較しましたので、報告する。 |
[対象者]
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[成分比較]
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[区分]
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[洗浄度の比較]
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[アンケートの結果]
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[施行者の評価]
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[結語]
Aスクリットが飲みやすい B被検者の粘膜変化およびバイタルに差は認めない Cスクリットがニフレックより価格が安い
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内視鏡検査に携わる技師として 検査の前処置が より良いものを求めるのは当たり前と思うが、被検者と施行者との立場の違いや考えの違いがあり、両製品を比較することはむづかしいと思った。 今回はニフレックとスクリットの製品の比較をしたが、長寿社会沖縄において、今後更に 増えるであろう 高齢者の大腸検査が、よりスムーズに行えるように、そして 苦痛の少ない前処置が出来るように努力していきたいと思う。 |
平成12年9月2日(土) 鹿児島県歴史資料センター「黎明館」大講堂にて開催された「日本大腸検査学会 九州支部会」に参加しました。 九州各県より、医師及びコメディカルの方々が、一同に集まり、特別公演・教育公演・一般公演・パネルディスカッション・などが行われました。 「大腸検査の前処置について」や「感染症対策」「低侵襲大腸検査を目指して」など、いろいろな演題があり、どれも、興味深いものでした。各々の病院がいろいろな前処置を工夫しており、また 各施設も同じことで悩んでいるんだなあ と実感しました。 今回、研究発表をする為に、資料を読んだり、再度 大腸検査の前処置について考える機会になりました。研究会で取り入れた情報をこれからの検査に役立て、高齢者の大腸検査が スムーズに できるだけ苦痛を少なくし 行えるように努力していきたいと思います。 |