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ご挨拶もとぶ野毛病院が地域の皆様とともに歩んできた歴史を振り返り、上田院長の後任の積に改めて身の引き締まる思いが致します。私は、昭和60年に琉球大学第一外科に入局して、大学で外科の研鑽を積む一方で、平成元年から今日まで非常勤医師として毎週1日はもとぶ野毛病院に来て外来診療をさせて頂いてきました。 その間の本部町や北部地域に様々な施設ができ、道路も整備されて発展していく姿を見てきました。そのようなこともあり20数年のお付き合いをさせて頂いている地域の方々もたくさんいらっしゃいます。 また、その間には皆様から様々なことを学ばせていただきました。 さて、皆様もご存知のように、近い将来にはわが国は人口減少となり、そこへ高齢社会がますます加速していきます。北部地域もその例外ではありません。日本全体では、2030年に高齢者が人口の40%を占めるようになります。 それに伴い国の社会福祉・医療の制度も大きく変わろうとしています。沖縄県は国の制度の下で沖縄県地域医療構想をまとめました。 その中には北部地域における将来予測も示されています。今後の北部地域の医療の進むべき羅針盤のようなものです。基本的な考え方は病院や診療所、訪問看護、介護サービスなどが連携して、高齢になり要介護状態になっても、住み慣れた地域で自分らしい生活を最期まで送れるような社会を目指していこうというものです。そのためには県立北部病院と北部地区医師会病院を統合して基幹病院となることは不可欠です。 そのようななか、今後、当院は北部地域における医療の担い手の一つとして、その使命を見つめ直し、その使命を果たし、地域に貢献していかなければならないと思っています。 これからも、これまでのように、それ以上に地域における医療の充実を図り、皆様一人一人のかかりつけ医や主治医として安心して暮らせる北部地域を守っていきたと思います。そのためには皆様のご理解とご協力が不可欠です。どうぞよろしくお願い致します。 出口 宝 最終更新日: 2018/12/22 |   | ||||||||
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